2010年7月4日日曜日

ぬるいビールを好む中国人

中国の醍醐味は何と言っても料理!
とくに飲茶文化の広東・香港はリピート観光客が多いです。

香港の入国審査待ちの行列の中、
早速グルメガイドを見ながら談笑している日本人をよく見かけます。
飲茶・・・しかしドラゴンボール世代の私は
このフレーズを聞くと未だに長髪のヤムチャという男が頭の中を過ります。

私の中国旅は仕事の為、滞在場所と言うのは観光とは程遠い
中心地から平均時速120キロほどで車を走らせ2~3時間の場所。
果てしなく続く一本道を反対車線を覗きながらトラックをビュンビュン追い抜いていく。
まさにカーチェイスのような体験をしながら移動しています。

昨日の韓国エアポートバス落下事故のニュースじゃないけど、
私はあのニュースを「明日は我が身」と思いながら見ていました。

とまぁ、本題からずれましたが、

私が滞在する場所は辺鄙な田舎です。
もちろん観光客に対応しているようなレストランもありません。
地元のレストランが2~3件ある程度です。
最初の頃は「またあそこのレストラン??」と愚痴をこぼしていたのですが
最近では「今回はこっちのレストランかぁ」とこなれてきました。

しかし、どのレストランでも決まって出されるのは「常温の青島ビール」。
その都度、同席している取引先が店員に強い口調でゴチャゴチャと、、、
恐らく「冷えたビールを持ってきなさい!」とでも言っているのであろう。
そうするとすぐさま冷たいビールがテーブルへ。
取引先の方も「知ってるよ」「日本の方は冷たいのがいいんでしょ?」
と、言わんばかりの分かりやすいドヤ顔で私に冷たいビールを注いでくれる。

しかし、周りの中国人は冷たいビールがあるのにもかかわらず
最初に出てきた「常温の青島ビール」を飲んでいる。

もともと青島ビールのルーツはドイツ領時代に
ドイツ人が青島でもビールが飲めるようにと工場を造ったが始まりだそうです。
その名残なのか、今でもドイツ人同様に常温で飲む習慣が抜けないのだろうか。

レストランによっては
青島ビールは常温、日式ビール(大体がアサヒ)は冷温という区別をしているところもある。
あれだけ冷房を惜しみなく使っている暑がりな中国。
どのビルに入っても最低温度設定のクールがフル稼働しています。
それは、真夏とはいえ長袖を着ないと耐えられないほどの寒さです。

そんな事なら、日本のサラリーマンの醍醐味でもある
暑さを我慢して飲むキンキンに冷えたビールという娯楽文化を取り入れてみてはどうだろうか。
恐らく、その「暑さを我慢」が出来ないんだろう。

中国の人!もっと我慢を覚えてみましょう!
そうすれば、その先に些細ではあるが喜びや幸せが待っていますよ。
今度は、一緒に真夏の暑い日にクーラーもない場所でキンキンに冷えたビールを飲みましょう。