2014年12月7日日曜日

アベノミクスは改革開放政策に似ている?

ここ最近のアベノミクス政策を見ていると、
これは一歩間違えれば中国の改革開放政策のような大きな格差を生むのではないかと感じる。

豊かになれる人から豊かになろうという鄧小平が打ち出した政策。
今の日本も同じように、円安になる事で息を吹き返す企業が「=豊かになれる人」に値するのではないだろうか。

ここの数ヶ月の中、急激な円安劇を見せている。
この景色を多くのアパレル業は、数年前の綿花暴騰の悪夢の照らし合わせているのではないだろうか?

衆議院選を間近に向かえ、自民党圧勝ムードにより更なる株価高騰、そして更なる円安。
ある経済評論家によれば、日経平均20,000円、円相場130円超えもありえると唱えている。

我々輸入業界もここにきて値上げムードが押し寄せてきている。
各卸業社は、どの程度の値上げをメーカーが要求してくるのだろうと恐る恐る商売をしている状況に対し、
各メーカーは、価格維持が耐えられない状況にきて、値上げ要求を各卸業者がすんなり承諾してくれるかと、大きな心配を抱えて新たな価格設定をしている最中だろう。

日本を取り戻そうというスローガンではじまったアベノミクス政策。
色々と賛否両論が有る中、自分は黒田バズーカをもろに受けている立場にいながら大きくは賛成派でもある。

あの円高時代のデフレ日本は、アジアの中心であるべき立場である日本として、
かなりエマージェンシーなステータスだったのも事実だった。

あのまま円高時代が続けば、日本はじわりじわりと力を失う形になっていただろう、
例えれば、戦国時代の水攻めにあっているような状況だ。
今経済成長を急激に進めている中国はどんどん力を付け、さらに円高恩恵を受けた韓国もどんどん力を付けていく、、、
力を失った日本はアジアでの権力が弱まり、外交にも大きな影響を及ぼすだろう。

円安は日本に取ってトータル的には「アリ」だ。
しかし、ペースが早すぎるところが問題になっているのではないかと思う。

仕入が高くなれば、売価も上がる、そして物価が上昇する。
これは自然な流れだ。
しかし、物を買う国民の収入が上がらなければ、購買意欲が高まる事は無い。
ではどのようにすれば収入が上がるのだろうか??

物が飽和し、同業他社がひしめく日本経済。
競争激化の中で、価格の叩き合いが行なわれている。
昔の日本は「売り手が強い時代」だったの変わり、今の日本は「買い手が強い時代」に入っている。

今、アベノミクス効果により、力を取り戻したこの「買い手側企業」がネックになるのかと思う。
アベノミクス効果で力を取り戻し始めたにもかかわらず、都合のいいところは未だデフレ時代と変わらず、少しでも安い仕入先から、、、といった事を続けているのではないか?
今、仕入れ高と価格維持のサンドイッチに悩まされているのは、輸入メーカー、エンドとメーカーの間に立つホールセーラーだろう。
エンドユーザーが積極的に購買に努めなければ、全体的な景気回復にはならないかと思う。
一般消費者を相手とするSPAも、結局は一般消費者の財布が潤わなければ意味が無い。

来年は輸出大手企業の日本国内マーケットに対しての購買率拡大を期待したい。
中国の改革開放政策は、確かに「豊かになれる人」は豊かさを手に入れたが、
同時に大きな格差を生み、その歪みの中、今まさにバランスが取れない状況に苦しんでいる。


アベノミクスは改革開放のような経済格差を生まない政策として邁進してほしい。



2014年5月9日金曜日

DJカルチャーのデジタル化

相当な久しぶりの更新・・・

何かとFBやTwitterなどなど、
単文の世界に頼りがちな昨今、、、やはり文章を書く事も忘れてはいかんと思い更新。

さて、先日PCでDJプレイをしながらでも外部からリアルタイムで音源を取り込めるという記事を読んだ。

ここ10年でDJスタイルもレコードからCDへ、CDからMP3へ、、、
音楽媒体の革命とともにDJカルチャーも急速に変化を遂げている。

自分もTraktorが出始めた当時、いち早くTraktorを取り入れた
DJ Francois.KがMac Bookを眺めながら巧みにプレイしている姿に憧れたものだ、、、
がしかし、PCやCDJでのプレイが主流になった今、
パーティの終始ターンテーブルの蓋が開く事は無い事も珍しくはない、、、
ある意味本当にテーブルと化しているのだ。

このPCDJカルチャーの到来に伴い、多少なりともAppleは儲けていると思う(笑
でないと、Macを好んで買う奴はそこまでいないだろう。
そして、巧みなMIXやエフェクト機能を駆使出来る環境皆が手に入れた中、
「ピストン西沢」のブランド価値も当時に比べ確実に下がっているであろうかと・・・

自分はPCスタイルを否定はしない、むしろ肯定派だ。
時代とともに最先端のスタイルを駆使する事は、
カルチャーの発展だと思っている。なのでドンドンPCDJは増えるべきだ。

1点だけ気になる事が、、、

曲に対する想いが浅くなっていくのはある意味恐怖じゃないかと思う。
MP3音源はレコードやCDに比べて圧倒的に安い、
さらには無料で曲を落とせてしまうサイトも腐るほどあり、
丁寧な事に、レコードで探せば1曲3,000円や5,000円はくだらない曲でさえ、
無料で落とせてしまうと言う、何とも悲しい現実もある・・・

レコードが主流だった頃、
高いお金を出してレア盤を買ってみたり、時にはブート盤で我慢してみたり、
レコ屋を駆けずり回っても欲しい盤に巡り会えず、
泣く泣くCDで我慢しながらも「かならずレコードを探すぞ」と心に決めてみたり、、、

一方では、高いレコードを買えない分、
200円や300円のレコードを買い集め、
自分のMIXアレンジにより、その安いレコード達をかっこいい曲に聴かせてくれたり、、、

なんか、DJの中に限られたプレイ環境の中に自分流にする工夫があったような気がする。

嵩張るレコード。
現場に持ち込むのはせいぜい50〜100枚がいいところ、、、
その限られた曲の中で2〜3時間プレイする。
レコードを家で物色している時には、自分がプレイする時のフロアの雰囲気はもちろん分からない。

盛り上がってるのか??

閑散としてるのか???

前のDJはどんな感じでバトンタッチしてくるのか????

色々な事をイメージしながら物色し、選び抜いた曲をバッグに詰め込んで持って行く、、、
これもDJの大切な工夫の一つだろう。
優柔不断な私は、この作業が一番苦手である。

しかし、PCであればその心配も無い。
HDの中に無数の曲を入れておく事が可能なのだ。
もちろんその分だけ表現力も広がり、より素敵なプレイも演出出来る。

冒頭に戻るが、自分は今のままでも充分ではないかと思う中、
さらにリアルタイムに曲を取り込む事が良いのか悪いのか、、、
もちろんそうなればリクエストにお応えする事なんかも可能になる。
でも、もうそうなったらDJは誰でも良いのではないかとも思えてしまう・・・

1曲1曲を自分の物にする感覚が、どんどん安直になる事で、
DJの価値観も安直になるのではないかなと思えてしまう・・・

素敵な音楽には、それなりの価値があり、
それを手に入れたDJは、その価値ある曲を自分流に工夫する事で、
DJ自身の価値も上がる。

もし個性あるPCDJがどんどん出てきた時、
それはレコードやCDではとても表現できない事を仕出かすプレイを楽しめるでしょう。