2017年7月26日水曜日

いろいろな名刺

世の中には少し考えれば、、、という何かに小さな疑問を抱くシーンが多々あると思う。
職業柄展示会で毎度1,000枚以上の名刺とご対面する機会がある自分に取って、
少し考えればアルアルが名刺の中には満載ではないかと思う。

そんな名刺アルアルをご紹介。

「郵便番号が無い」
送り状を書く際に困る。

「住所が無い」
資料送って、、、と言い残した彼の名刺には住所が無い。
そういう方はメールという感覚しか無く、郵送という概念が無い。

「事業所の住所だらけ」
後に連絡する際に、本人がどこに所属しているかが分からず、
結局電話を2、3度かけるはめに

「携帯電話の表記しかない」
だいたいこう言う方は後日連絡しても出ない。
または不信感満載で折り返しが来る。

「英語表記のみ」
ここは日本だ。日本語で書いて欲しい。
結果、英語表記を基にネットで調べる。

「名前がカタカナまたは英語」
おしゃれのつもりでいるのだろう、、、
メールなど打つ際に漢字が分からず、こちらが失礼に思われる。

「やたら光沢感満載のツルツルな紙質」
何か控えたくても何もかけない(そもそも名刺に何か書く事は失礼に値するが、、、)

「よくよくみると店または会社の名前しかない」
後ほど連絡をする際に展示会でお会いした経緯を説明し、誰なのか探してもらう手間が生じる。

「住所が市町村からはじまる」
地元の人は分かるかもしれないが、これまたネットで調べる手間が面倒。

「名前があだ名」
うそのような本当の話。

などなど細かく言い出すと切りがない名刺の世界。
個性豊かな事はもちろんステキな事だが、機能性も配慮したデザインでお願いしたいものだ。

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2016年8月5日金曜日

おててつないで

今回は以前の出張先であった事を少し話したいと思う。

イスラム教の方が9割以上を占めるバングラデシュ。
宗教上、婚前のカップルが公の場でイチャイチャする事はもちろん、
手をつないで歩く事すら禁じられている国で、私は驚きの光景を多々目にした。

それは男性通しが手をつないで歩いたり、肩を組んでたり、
そして中にはイアフォンシェアをしてベンチで音楽を楽しんでたり、、、
日本では目にする事の無い光景だった。

私自身も取引先の社長に腰に手を回されたり、
ずっと人見知りをしているスタッフに道を誘導される際に、
サッと手を握られたりと、、、

ん??ここはひょっとしてソッチに対してオープンなお国なのか??
そう疑ってもおかしくない程に男性同士の距離が近い。

そんなバングラデシュへ1ヶ月程滞在していたときの事だった。
急きょ東京へ戻る必要があり、入れ替わりで若い男性スタッフがバングラデシュへ。

数日の引き継ぎを終え最終日の昼間。
私とそのスタッフは大きなガラス越しにテーブルのあるハンバーガーショップへ。
そこは大通りに面しており、2回というロケーションからか距離の近い男性同士が沢山見える。

私はスタッフへ一言
「明日から1人だけど、この国はソッチ系に対してオープンなところがあるから、、、」

スタッフ
「え??」


「オレもびっくりしたけど、、、ほら。外見てみな」
スタッフが見た先には確かに距離の近い男性が沢山、、、

スタッフ
「・・・」


「取引先の社長もそうらしいぞ」
私は少し話を誇張した。

スタッフ
「・・・マジですか、、、??」


「実際に何度か触られたしな」
私は更に話を誇張した。

スタッフ
「・・・」


「まぁ、でも最初は我慢して、あまりにも酷く迫ってきたら断っていいからね」
私は少し話に信憑性を含ませた。

スタッフ
「が、が、、がんばります」

という会話をしながら、2人ハンバーガー屋を後にし、
自分は翌日の飛行機で東京へ戻った。

もちろんバングラデシュで自分達が見た光景はソッチでもアッチでもない。
これは仲のよい友情の証のようだ。
日本でも良く仲のいい女性同士の友達や親子が腕を組んで歩いていたりするように、
男性同士も仲が良いと同じように手をつないだり腕を組んだり、
スキンシップを図るだけのようだ。

もちろん空港へ向かう前の朝、
スタッフと朝食を取っている時この話をし、
彼は安堵感を持ってホテルを後に取引先の工場へ向かっていった。



2016年7月20日水曜日

交渉は命まで取らない

2000年半ば、当時オリンピックと万博を控えた中国の主要都市では建設ラッシュが行われていた。
それと同時に「チャイナプラスワン」と言う言葉も出てきた。
世界の工場と言われた中国からの100%依存からの脱出と言う意味の言葉だ。

自分たちは2008年半ばより、ベトナムをはじめ、バングラデシュ、ミャンマーそしてインドへとコスト安生産を求め生産国を転々としてきた。

そして今でも忘れないのが、このチャイナプラスワンを急激に加速させた出来事。
それは2009年春先より始った「世界的綿花の暴騰」だ。
商品群のほとんどが綿製品だった当社は急激な原価高騰により工場各社はあり得ない見積を提示。
それに伴い国内価格もあり得ない値上げを強いられ業界からの大バッシング。
このままこの問題を解決できないままだと廃業も考えられる程の死活問題だった。

自分は何の下調べもする事無く焦りと不安と会社の将来を背負い、当時生産候補として考えていたバングラデシュへ。
かろうじて1社だけ取引になりそうな工場があり、バングラデシュに夜中到着するその直後にホテルで相手側の工場の社長と面談。

そこでは異様な交渉劇が待っていた。

綿花の暴騰の影響はもちろん。当時バングラデシュは投資ラッシュにより、
海外から様々なバイヤーが入り込んでいた。
需要過多の状態が既に生まれており、完全な売り手市場が確立されていたのだ。

我々は1個100円の購入が望ましい商品の交渉に挑んだ。
まずはターゲットプライスの100円を提示する。

工場は演技感たっぷりな驚いた表情で100円という提示があり得ないというアクションをみせる。
そしてこのバングラデシュで同じものを生産するのであれば200円が妥当だと提示する。
そして我々が妥当と思う数量の倍以上の数量を生産してこそこの価格だと言う追い打ちを更に掛けてきた。
初めての国、充分な準備も無いまま焦りと不安で挑んだ交渉のテーブル。
そこへ更に綿花の暴騰という世界事情が更に降り掛かる。

工場はこの200円が維持できるのはせいぜい2日間と言うのだ。
それ以上の時間が経てば国際マーケットの生地価格が高騰するというのだ。
そうすれば単価は250円程まで上がると言う何とも刺激的な事を更に突きつける。

自分は到着直後の疲れか、見慣れない人種を目の前にしている混乱。
そして東京から持ってきた大きく膨らんだ不安が爆発しそうな状況で、
何も言葉が出ない状況が続く。
その間工場は細かな事情を色々と説明し、この価格の根拠を説明し私の首を縦に振ろうとしてくる。
最後は契約書までもがテーブルの上に現れた。

とにかくこのままではダメだ。
何死にバングラデシュへ来たのかが分からない、、、まだ初日じゃないか。
自分はこの交渉を明日へ持ち越す事が精一杯だった。

翌日、、、
朝からまた同じ場所で交渉を予定していた中、
全く有利な交渉のカードを持たないまま自分はギリギリまで
どうすればいいのか不安が張り裂けそうになりながら考えた。
そんな中、こんな言葉を昔言われた事を思いだす。

「どんな理不尽な交渉をしても、命までは取りゃしない、、、」

そうこうしているうちに、工場社長がホテルへやってくる。
ムスリム帽を被り、少し恰幅のよい出で立ちで、その両手には金の指輪がちらちらと。

まず自分は昨夜提示された200円を蹴る。
そこである工場の存在を交渉の場へ持ち込む。
今回の渡航に対してもう3社工場とのコンタクトを取っている。
今朝、その各社からメールで価格が出てきた。
その中で一番ベストな価格は70円だった。
がしかし、自分はあなたと向こう10年20年のビジネスを中国からこのバングラデシュでやって行きたい。
がしかし昨夜の話であれば私はこの時点で取引を諦める。
我々がのめる金額は70円だ。

彼は目を丸くし、少し怒りを見せながらその200円の根拠を細かく話し始めた。
そして更にその70円を提示したであろう工場の批判までが始った。
相手も交渉はなれている。おそらく私が少しながらはったりを言っているのだろうと疑っていた。

「どんな理不尽な交渉をしても、命までは取りゃしない、、、」

私は更にこう言った。
昨夜のあなたの提示金額は東京にいる当社代表はかなりご立腹な状況になっている。なぜなら当社代表も独自に他社との交渉を重ね、あるサプライヤーは70円を下回る50円を出しているからだ。
本来なら50円のサプライヤーと組むべきところだが、あなたが私が関わる工場の最安価格の70円を受け入れるのであれば自分はあなたと長いビジネスがしたい。
その事も今朝代表へ国際電話で気持ちを伝え70円までの金額譲歩の決裁は貰えた。
あとはあなたがこの金額を受け入れるかどうかの問題だけだ。

彼は少し黙り、まだ200円の話を続けるが、徐々に彼のターゲットプライスが崩れていく。
この時点で交渉の主導権は一気にこちら側に向く。
かれがどんな価格を提示しようと、こちらは同じ事を繰り返し言うだけだ。
あとは彼が勝手に価格を下げて行くのを待つだけ。
もちろん、彼がこの交渉を蹴る可能性も大いにある。
それは我々にとって大きくリスクなのだ。
なぜなら、代表が探した50円のサプライヤーはもちろん、国際電話もしてない、そして70円のサプラヤーすら実際は実在しないからだ。
この交渉が終われば、取引候補のサプライヤーはゼロという事だ。

「どんな理不尽な交渉をしても、命までは取りゃしない、、、」

リスクを負いながらも、いずれにせよ彼の要求はのめない。
私は決めかねてる彼に向け、これ以上話が進まないのであれば、
他のサプライヤーとの交渉へ出掛けたいと伝える。
その時、彼は70円と言う金額に目を向け始めた。

結果この話は80円で決着がついた。
当初のターゲットプライスよりも下回る金額で何とか交渉を終えた。

その後、受発注の契約を交わし生産へと進んで行ったのだが、
彼らのと取引はこの1回きりで終わった。
まぁ、交渉はうまく行けども日本に良品が着くまでが交渉のゴール。
生産面での交渉は折り合いがつかず、結局お互いに苦い思いをしたビジネスで終わった。

みなさんも交渉へ挑む時にふと思ってみてはどうでしょう?


「どんな理不尽な交渉をしても、命までは取りゃしない、、、」


2016年4月8日金曜日

モノの価値

先日「某カリスマ美容師がはしゃぐ会」にて、
モノの価値は自分で付けるもので、人に付けてもらうものではない。
という少し興味深い話で盛り上がった。

2008年のリーマンショック以来、
デフレ時代到来により、企業は消費者より安さを求められ、
そして安いが当たり前になった消費者は、更に質まで求めていき、
結果一気に買手市場へと変わっていった。

しかし最近は円安傾向と言う波もあり、消費動向はローエンドからミドル、ハイエンドへと少しずつ移行してきている印象がある。
例えば中小規模のアパレルや雑貨ブランドの中でも、
こだわりある付加価値を商品へ付け、それに見合う価格で勝負している。
そして、それが消費者受けしている事実も珍しくない。
少し前までなら二言返事で「高い」と言われていただろう。
それに伴い少しずつローエンド商品一辺倒な企業の業績が落ちている。

数年前は一人勝ちだったローエンド企業が、
今では苦戦を強いられているエリアも少なくない。

話を主題に戻そう。
もちろんモノの価値は人によって評価されるものだ。
ゴッホのひまわりも当時3億円の価値があったのは、
3億円で買う人がいたからその価値があったのだ。
モノの価値は自分で付けるという事は矛盾していないか?

言いたい事は、まずは自分が作り上げたモノの価値は、
自分の感性で付けるべきだという事だ。
そこには原価はもちろん、労力、センス、そして想い入れなどなど、
評価はクリエイターによって様々でいいだろう。
初期評価段階で市場の価格感やトレンド感を評価基準の大半にする必要がないという事だ。

ファストファッションやファストフードなど、
沢山の会社が同じようなモノを同じエリアで提供しているという条件の中であれば、
自分達がいかにいいモノを、よりお買い求め易く提供できるかという話になる。
いわゆる「企業努力」的な評価基準が重要視されてくる。

しかし、この話のモノというのは「オリジナリティあるアイテム」が大前提だ。
例えば、すごくセンスのいいプリントTシャツをデザインしたとする。
がしかし、量産規模の都合上、コスト面だけとっても、
ファストファッションブランドが展開するプリントTシャツに比べ、
上代設定に大きな開きが出てしまうのも事実。
どれだけいいモノを提供しても多くの消費者は安いファストファッションへ流れてしまう。
今ではファストファッションとは言え、デザインもかなりしっかり施されており、
昔のいわゆるダイエーの衣料品売り場の安い洋服というイメージは今では全くのゼロだ。

これからのブランドはオリジナリティを明確にしたコンセプトが必要だと思う。
トレンドに左右されず、自分達が良しとする「アイテム」を自分達が良しとする「プライス」で提供する。
これがブランド価値を高める最低限の戦略ではないか。
このアイテムとプライスがブレてきた時が、ファストファッションとの差別化が消えてしまう時ではないか。

昨年末に立ち上げた湘南レトリバーというブランド、
こちらも自分達が良しとするブランドコンセプトを基に、
良しとするアイテム展開を今後していく予定だ。
消費者がローエンドからミドル、ハイエンドへと志向が変わり、
そしてこだわりにお金を費やし始めた今、
ローエンド一辺倒だった市場から、オリジナリティ溢れるブランドやクリエイターが力を発揮できる市場へぜひ変わって欲しいと思う。

湘南レトリバーも、おもしろい事を市場へ仕掛けられるよう、
これから色々とトライし続けていきたい。

2016年1月14日木曜日

!?なのか?!なのか...

少しグラフィックデザイナー視点で
細かいお話のご提案をさせていただきたいと思います。

みなさまもメールでよくお使いになる!や?、
問いかけを強調したいときは両方使うことも多々あるかと思います。

??

その場合並べ方は「!?」「?!」どちらなの?
そこでAs Graphicsより並べ方のご提案をさせていただきたいと思います。


それでは早速ご清聴お願いします。




では使い方を検証してみましょう。



それでは本題に入ります。。。


















2015年9月1日火曜日

似てる事を考える

最近何かと世の中を賑わせているデザイン盗作問題。
今日、ロゴの使用中止が決まり一件落着という所だろう。

しかし、どこか腑に落ちない所があるので、
説明ベタな自分だが、誤解を恐れずこの件に関して綴ってみたいと思う。

今回、佐野研二郎さんのロゴ問題及びその他盗作問題に関し、
まず自分の今の気持ちとしても指摘された彼の数作品は「クロ」だと思う。
これは、彼を擁護してた立場としてはショックに近い心境だ。

しかし、この1月ほどのネットや各メディアでのお祭り騒ぎに近いバッシングや更なる疑惑探し、、、
これにより、日本の広告、もっと大きく言えば日本の商業デザイン業界のクリエイティブレンジを相当狭めてしまったのではないだろうか?

もちろん盗作と言う事は絶対にあってはならない事。
しかしグレーな部分というものも事実何にだってあると思う。
音楽でもファッションでも映像でも紙でも。
そのグレーなどを足し算、引き算しながら目新しい事を作る工夫があると思う。
用は顧客が満足すれば良いのだ。

しかし、顧客が盗作と知った、または顧客自身がこれはグレーではないと感じた場合は満足するのか?
もちろん満足はしない、なので今回の一件はグレーではなく「クロ」だ。
オリンピックのロゴは国民という顧客の大多数が満足しなかったワケで、、、
取り下げられても何も言えないだろう。

しかし、この一件で学んだ教訓以上にこれから輝くであろう数多くの未来クリエーター達の思い切る気持ちを萎縮させてしまった気がしてならない。
これは日本のクリエイティブレベルのモラルが向上した以上にダメージが多いような気がする。

これ以上綴ると、盗作を肯定するように感じるので
この辺で終わりに、、、

今のテレビ本来の良さの衰退している現象が、
広告業界や商業デザイン業界にも起こらない事を願いたいと思う。


2015年5月29日金曜日

ファストファッションの現場

年々増加するファストファッションブランド、
日本市場でもユニクロをはじめ、世界中のブランドが出そろい、競争が激化している。

イタリアの人気ファストファッションブランド「Terranova」など、
まだまだ未進出のブランドもある。

GAPをはじめとした製造小売業(SPA)というスタイルがトレンドとなった今、
各ファストファッションブランドは企画から製造、そして販売まで全てをハンドリングする事で、
スピーディかつコスト安での製造及び販売を実現可能とした。
驚く事に彼らはコレクション視察から消費者が商品を手に取るまで、たったの2ヶ月というスピードで生産しているという。
最近のワールド大幅事業縮小の原因にもファストファッションの存在は大きい。
そんな手軽にオシャレを手に入れる事が出来るファストファッション。

その背景では過酷な現実もある事を知ってもらいたい。
私も2年程付き合いのあったバングラデシュ。
この国は世界最貧国としても有名だが、それが故に労働賃金もアジア最安な場所でもある。
2〜3年前の当時ミャンマーのヤンゴン市内郊外にある工場の縫製工員の平均月給が約10,000円〜13,000円程に対し、
ダッカ郊外にある工場での最低賃金が5,000円〜7,000円程、バングラデシュの郊外都市近郊にある工場での最低賃金は約3,000円程と言う何とも目を疑う程の安さで働いている。
これは日給ではなく月給の話だ。

更に前、やはりチャイナプラスワンを求め、ベトナムで生産していた頃。
中国に比べ賃金の安い縫製工場だったが、その賃金維持も長くはなかった。
急速に投資が進むにつれ、軽工業から重工業、そしてIT業へと、途上国の産業も徐々に発展され、それに伴い最低賃金クラスで働いていた国民も、より賃金高を条件に転職ラッシュがやってくる。
すると人手を確保できなくなった軽工業は賃金ベアを余儀なくされるという流れだ。
その限界を感じたとき、進出してきた海外企業は更なるコスト安を求め、新たなる途上国へ移り渡るのだ。

比較的人口の多いバングラデシュ。
他国同様に投資が進めば転職ラッシュは発生する。
最低賃金クラスの産業は本来なら労働者の枯渇という問題に打ち当たるのだが、
それ以上に人口の多いバングラデシュは、最低賃金クラスでも就職希望をしている予備軍が大量に待機している。
おそらく当分は労働者枯渇問題に悩む事は無いだろう。

がしかし、このファストファッションというビジネスモデルがつきない限り、
バングラデシュも時間の問題ではなかろうか??

以前なら原価を抑える事ができても、売値を下げる必要は無かった。
それにより、多額の利を得る事が出来たのだ。
しかし、ファストファッションなどの誕生により競争が激しくなった今、
原価を抑える主目的が、競合他社との値下げレースとなっている。

原料豊かな中国やインドなど、世界の生産基地である国々自体が豊かになり
自国での原料消費が急速に増え、ほとんどが輸入として確保されていた原料コストも高騰し、
労働賃金も日々アップしている。
そんな中、なぜコスト安で生産が実現できているのか?
もちろん販売側の薄利多売もあるだろうが、それ以上に工場側の利薄な製造。
そして、過酷な労働条件及び労働環境を強いられている事も理由として上げられる。
奴隷の用に働かされている工場も珍しくない。

我々の生活の中での「便利」の裏側での「過酷」がイコールでリンクされている事が
たくさんある事があるという事を知って欲しい。

またの機会に、現場の労働の実態をお話ししたいと思う。