まぁ、なんとも捻くれたタイトルしか付けないな。
仕事柄、価格安を求めて後進国の開拓をしているが、
行く先々で感じる事が、
思った以上の高物価に落胆している事だ。
数十年前の中国のように、
宝の山を見つけたが、何処をどう探っていいか分からない、、、
そして、気がつけば飛んでもない遠くに来てしまったなぁ。
といった感覚は今の地球にはないだろう。
(もちろんジャングルや砂漠、大平原なんかは別だが)
後進国のイメージを払しょくしているのが
「インターネット」「携帯電話」「乗用車」だ。
私のいるバングラデシュでは超が付く程の貧しい国だ。
がしかし、そんな貧しい国の人々が携帯電話を持ち歩いている。
何とも不思議な光景だ。
ベトナムでもそうだ。奥地の少数民族たちも都会に出た子供たちとの会話を楽しむ必須ツールになっている。
民族衣装を着ているがゆえにギャップを感じさせてくれる。
極端にえば佐川急便でお馴染みの飛脚が携帯片手に仕事しているようなものだ。
無理もない、このような後進国では
有線の固定電話のインフラを充実させるより
無線の携帯電話の充実化の方が断然効率がいいからだ。
SIMカードが150円位。
中古の携帯電話であれば数百円で手に入る。
通話料も断然安い。私も毎回1,000円程チャージをするが
日本との国際電話も含めても14日~20日は持つ。(この消費のほとんどが国際通話)
普通の人たちは100円刻みくらいでチャージしているのが一般的のようだ。
それでも当分は使える。
国民は携帯電話を持つことが一種のステータスにもなっている。
そして、大量な乗用車による交通渋滞。
至る所にネットプロバイダーや携帯電話会社のサインボード。
カフェではWI-FI環境が完備されている。
同じ電話でも我々は段階的に感動して来た。
ダイヤルがプッシュに。
電話に子機が付き。
ポケベル。
PHS。
そして携帯電話。
携帯電話も、モノクロがカラーになり、
メールが使えたり、カメラが付いたりと
段階的に発展していった。
がしかし、今のバングラデシュは
終戦から十年程たった日本と同じような感じだろう。
そんな中、カメラ付きの小さなカラー液晶携帯を目の前にして
どのような感覚なのだろうか。
日本人が宙に浮くバイクでも手に入れたような感覚ではないかと思う。
そして、乗用車のヘビートラフィックを見て何を思うのだろう。
これも日本人でいえば空に設置されたパイプの中を
車が往来しているような感覚ではないか。
段階を飛ばした感覚を知らない私たちにとっては
いきなり未来を間近で見せつけられたような感覚になっているような気がして仕方がない。
携帯もない自動車もネット環境もない
こんな国が今存在するのだろうか。
もちろん平均的には貧しい国はまだまだある。
がしかし、この3つの普及の速度は驚くほどに早い。
もう、辺境の地と言う場所を探す方が難しいだろう。

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